春の使者 汝はわけぎ

桜の季節が近づき、わが家のハーブガーデンも活気づいてきました。 ディルもイタリアンパセリも元気ですが、とくに好調なのはわけぎ(分葱)です。 次々と太い葉を伸ばし、コンテナから溢れんばかり。 みそ汁に使う程度ではとても追いつきません。 そこで、得意料理の「わけぎのアンチョビマリネ アジア風」を作ってみました。 毎年この時期に、わけぎを消費するために作るこの料理。 …

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パプリカ? ピーマン?

職場から大量のカラーピーマンをもらってきました。 「ミニパプリカ」と言ったほうがいいのかな。 でもパプリカとピーマンは同種で、両者を分ける明確な定義はないんです。 大型で肉厚のピーマンを「パプリカ」と呼んでいるみたい。 さて、これで何を作ろうか。 大きなパプリカなら得意の「ペペロナータ」ですが、 果肉が薄いカラーピーマンだともの足りないかも。 サラダでは使いきれないから…

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香菜はどこへ行った

9月上旬に播種したディルがようやく根づき、少しだけ収穫できました。 収穫と言っても間引き菜ですけどね。  でもここまで育てば何とか冬越しできるでしょう。  久しぶりにベランダで種子から植物を育てましたが、苗とは違って難しいですね。 わが家のベランダの難敵は何といっても強風。 小さな植物はひと風吹けばたちまち枯死の憂き目に遭います。 だから毎日天気予報…

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リベンジの秋

8月下旬から急に秋らしくなり、園芸好きの血がざわざわとと騒ぎだしました。 鼻息荒く春に植えたバジル、イタリアンパセリ、ディル、香菜。 バジルの好調ぶりは既報のとおりですが、 イタリアンパセリは青息吐息、ディル、香菜は枯死という惨憺たる結果でした。 ゴールデンウィークは定植適期ではなかったのか・・・  よーし、この秋はリベンジだー! …

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ミニトマトで作るトマトソース

職場からもらってきた1kg近くのミニトマト。 さすがに食べきれないので、トマトソースを作ることにしました。 甘みの強いミニトマトで作るトマトソースの味は格別ですね。 一度食べたら、缶詰や大玉トマトでは満足できなくなる禁断の味。  湯剥きは面倒ですが、旨いものを食べるために手間は惜しみません。(笑) キッチンのスツールに腰かけて、ユーミンの「チャイニ…

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初収穫の幸せ

ゴールデンウィークに植えたバジルが早くも初収穫。 たぶんこれまでで最速です。  穏やかな天気が続いたことに加え、根鉢を崩さずに植え、活着するまで室内で育てたことが勝因でしょう。 収穫量は50g。 これで5人分のジェノーベーゼ・パスタができます。 さぁ今年はあと何回ペスト・ジェノベーゼが作れるかな。 日曜の夜にはじまった風邪は…

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植え替え

ゴールデンウィークのメインイベントは、バルコニーの植物の植え替えでした。 と言っても、所詮は小さなマンションのバルコニーだから、大したことはありませんけどね。  自分で料理をするようになったこともあって、このところは完全に「花より団子」。 今回買ってきたのは、バジル、イタリアンパセリ、ディル。 新入りのディルは、魚介のマリネに添えようと思っています。 …

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たけのこのオーブン焼き

Mayuさんのブログで「今年はたけのこが安い」と知ってから、たけのこ料理が頭から離れない・・・ ようやくこの連休に、実行に移すことができました。 近所のスーパーで見つけたのは石川県産。 アク抜きしたもののほうが楽だけど、週末料理人は面倒をいといません。 (笑) 米ぬかといっしょに1時間ほど煮込んだあと皮をむいて、 ベランダのローズマリーとイタリアンパセリ、オリー…

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不機嫌な花

今日も冷え込みましたね。 湘南もいまにも雪が降りだしそうな雲行きでした。 例年より早く咲いた梅も寒の戻りに凍えそう。 日本酒の銘柄になっている「寒梅」「雪中梅」という言葉をこんなに身近に感じるのは初めてです。 けれどいま研究所の温室ではトマトが花盛り。 日長がぐんと伸びて日射量が増える2月は、急に植物の顔色がよくなります。 いきいきと成長する植物を見てこちらも元気をもらってい…

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穏やかな冬

「1月行く、2月逃げる、3月去る」とは上手く言ったものですね。 つい先日新年を迎えたと思ったら、もう今日から2月なんですね。 湘南ではここ1週間ほど暖かい日が続き、驚いたことに梅が咲きはじめました。  ブログを読み返してみると、「梅が咲いた」と書いたのは昨年は2月23日、一昨年はも3月3日。 なんと3~4週間も早い開花です。 「この冬は暖かいなぁ」と感じて…

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大切なふつう

芸術として認められていなかったカラー写真の展覧会を、初めて美術館(MoMA)で行ったエグルストン。 彼はアメリカ南部のありふれた日常風景を撮って、作品にしたことで知られています。 「大切なふつう」 ある写真家がエグルストンの作品を評した言葉。 僕もそんな写真が撮りたいなぁ。 窓からの景色やベランダの植物。 何気ない「大切なふつう」を4:3に切りとりたい。 だって…

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豊作のバジルで2度目のジェノベーゼ

西欧料理で使われるハーブはたいがい夏が苦手で、日本の酷暑に耐えられないものが多い。 けれどバジルは別格ですね。 熱帯の国タイで、バジルを使ったメニューが多いのもうなずけます。 初期生育が悪く苦労したバジルですが、はじめての収穫から1ヶ月を待たずして2度目の収穫。 これだけあると、5人分のジェノベーゼパスタが作れます。 いつもはパルミジャーノの固まりをグラインダーで粉にしていまし…

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ズッキーニが好きなワケ

もう20年以上も前のことですが、ドライブデートで渋滞につかまると、 いつもしりとりをしてやり過ごしていました。 いま思うと、なんとも子供っぽいですね・・・  その日は「食べもの」がテーマで、「チーズ」の続きに窮して彼女がひねり出したのが「ズッキーニ」。 「そんな食べもの聞いたことないよ」と僕が却下して、しばしもめたのを覚えています。 今でこそズッキーニは…

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さらばトマト

夏野菜の代表であるトマト。 けれど僕にとってトマトは、6月とともに去っていくもの・・・  日本のトマト栽培には様々な作型があるけれど、大きく分けると2つ。 関東以南で、晩夏に植えて11月~6月に収穫する「冬春作型」と、 東北以北で、早春に植えて7月~10月に収穫する「夏秋作型」。 僕の職場では「冬春作型」でトマトを栽培しているので、収穫は6月で終了。…

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7ヶ月ぶり -自家製ジェノベーゼのシアワセ

  バジルは植えかえが苦手。   買ってきた苗はバラさずにそのまま植える。 強風に晒されるウチのベランダで失敗をくり返して得た教訓を、この春はすっかり忘れていました。 ゴールデンウィークに植えたバジルはいつまでも活着せず、ふた月のあいだ青息吐息。 仕方がないので、風が吹く日は室内に入れ、天候が回復したらベランダに出しと、 手厚い介護のすえ、よ…

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パプリカのマリネ

先日のカボチャ同様、冬場は輸入品に依存している野菜パプリカ。 果実が完熟するのに高い温度が必要なので、温室の暖房費がかかるのが難点です。 品質がよく、価格も手頃な韓国産やニュージーランド産。 国産はそれらに比べると高価で、とくに冬場はなかなか手が出ませんでした。 でも夏を迎え、ようやく価格がこなれてきたようです。 というわけで、熊本産のパプリカを使って得意料理を。 レシピはこ…

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野菜はもう夏 -ズッキーニのバルケッタ

僕の好きなズッキーニが、1本198円で店頭に並び始めました。 タケノコや豆類の春野菜も終盤となり、いよいよ夏野菜の登場ですね。  僕は職業柄、野菜の移り変わりが気になります。 この時期、アスパラガスは国産が主流になりました。 カボチャは沖縄産や鹿児島産が出始めましたが、また主役は輸入もの。 「野菜は国産のみ」のわが家の食卓に、カボチャが登場するのはもう少し…

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華のないベランダ

ゴールデンウィークはガーデニングの季節。 体調がすぐれないなか、無理やり植え替え作業を敢行しました。 凍てつく冬のベランダに明かりを灯してくれたビオラに別れを告げ、 新たに仲間入りしたのはイタリアン・パセリとバジル。 これで秋までのラインナップは、ローズマリー、タイム、オレガノ、クレソン、アップル・ミント、オリーブ、 そしてイタリアン・パセリとバジル。 ついに花のコンテナ…

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カメレオン・アーミー (?)

先週から、仕事に追われる日々が続いています。 昨晩は17時に岩手で仕事を終えたあと、新幹線を乗り継いで23時に京都入り。 朝から合わせて1,517kmを電車で駆けぬけるという過酷な一日でした。  ボクは電車では寝られないタチなので、移動はカラダにこたえます。  さて。 いま職場の温室では、色とりどりのパプリカが収穫盛期を迎えています。 近ごろすっかり定…

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カラフルな仕事

ボクが通う研究所が、社内から期待されているのミッションのひとつに、 「個性的な野菜品種を発掘する」という仕事があります。 対象にしている野菜は、トマト、ピーマン(パプリカ)、ジャガイモなどなど。 先日、「手持ちの品種を全部集めてみようぜ」ということになり、 みんな総出で研究所内の野菜をかき集めてきました。 野菜もこれだけ品種が集まると、けっこう華やかですね。 とくにトマトやパ…

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トマトとまとトマト

となりの席の同僚が、マスクもせずに咳き込んでいたので、イヤな予感がしていました。 案の定、今朝起きてみると喉に痛みが。 生来頑丈ではないボクは、同僚のカゼをもらってしまったようです。  幸い熱は大したことなく、寝こむほどではありませんが、 この三連休は大人しく養生しなくてはいけません・・・  さて。 神奈川県における…

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トマト・ジャングル

残念なことにこの週末は、土日ともに休日出勤。 今日はいつもの研究所へ、明日は早起きして有明へ。 東京ビッグサイトで開催される「農業フロンティア2012」というイベントに出展するためです。 近くにお住まいの方、ぜひ明日ビッグサイトにお出かけください。 トマトの株の横に立つ、やせっぽちのオヤジを見かけたら、それがボクです。(笑) あいかわらずボクの仕事はトマトが主役。 先日の盛岡…

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フォトジェニックな職場

先月手に入れた60mm F2.8 Macroは、花などの植物撮りに適したレンズ。 大船のフラワーセンターあたりに試し撮りに行きたいところですが、なんせ出不精なボク。 身近に何かいい被写体はないかなぁ・・・ と頭をひねったら、あるじゃないですかウチの畑に   というワケで、昼休みにOM-D&60mm F2.8 Macroを携えて、研究所の圃場にいざ出撃。 …

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いまベランダにあるシアワセ

近ごろベランダ菜園が好調です。 この秋のラインナップは、バジル、ルッコラ、レタス、パイナップルミント、ローズマリー、タイム、ワケギ。 いずれも生育良好で、食卓に色を添えてくれています。 (Olympus OM-D E-M5, M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro) 苦節9年。 地上50mの暴風に見舞われるこの部屋で経験した苦難…

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裂果トマトのアマトリチャーナ

裂果して出荷できなかったトマトを、職場から1kgほどもらってきました。 畑で熟して真っ赤になったトマトは、リコピン含量が増し、糖度も高い。 でも熟すと裂果のリスクが伴います。 こんなふうに割れてしまったら商品価値はなくなり、捨てるしかありません。 温室を閉めきるこれからの時期、小玉の品種では頻繁に裂果が発生します。 とくに湿度が高い日の明け方が危ない。 明日が雨の予報…

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芽生え

先週末に植えたばかりのネギがもう芽をだしました。 いっしょに播いたルッコラも元気いっぱいです。 20年近く花や野菜の仕事をしているボクにとって、 植物を育てることはありふれた日常ですが、 芽生えたばかりの小さな植物には、いつもいつも目を細めてしまいます。 なんといいますか、生命の神秘と逞しさにカンドーしちゃうってことでしょうか。  子供の足の指ほ…

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我慢できないもん

秋の気配がしてきたら、たちまちさわぎ出したボクの園芸家の血。 今年は気温が高いから、「まだちょっと待っときナ」という、 露地野菜に詳しい同僚のアドバイスをふりきって、さっそくワケギを植えちまいました。  よくみると芽が伸びだしている球根もあって、待ちきれないのはボクだけじゃないみたい。 オリーブの実はほんの小豆ほどの大きさで、季節の浅さを感じさせます。 …

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紅一点

梅雨明けから途切れることなく酷暑が続き、トマトたちが暑さに喘いでいます。 昨日出勤してみると、温室内は40℃近く、夜温も25℃以上。 これでは品質のいいトマトができるはずがありません。  トマトは夏野菜の代表のように思われていますが、実際は暑さが苦手なんですよね~。 気温が30℃を超えると花粉が稔性を失い、結実しにくくなります。 トマトがもっとも美味しいの…

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かくれんぼ

先月開いたばかりの花は、瞬く間に大きな実になり、すっかり大人の顔をしています。 スイカの生長の速さと生命力は、音を立てて背が伸びる子供を思わせます。 20年前なら異常だった35℃という気温はいつのまにか日常となり、 夏はボクたち人間だけでなく、植物にとっても受難の季節。 多くの作物が夏枯れを迎え、職場の畑も空きが目立ちますが、 スイカだけは、今を盛りに生長を続けています。 そ…

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今日のトマト(失敗作)

近ごろトマトを中心に回っているボクの仕事。 新品種の販促に使うために、トマトの写真もよく撮ります。 先日撮ったこの写真。 「ツヤ感がいいじゃん」と悦に入っていたのですが、 よく見ると、上の方の果実のひとつが変形果。 あちゃ。 これでは宣伝には使えません。 というワケでこれはボツ作品。 残念無念・・・ Photo Shopを使えばこういうのは修正できるのでしょ…

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