今週の音楽-アンサリー「こころうた」

ボクは音楽については浮気性です。
いいと思ったアーティストにもすぐに飽きて、新しい音楽が聴きたくなる。
なので、新作が出るたびにCDを買う、もしくは借りるほど好きなアーティストというのは
そんなに多くはありません。

ジョアンジルベルト、アナマルチンス、ナオミ&ゴロー、フライドプライド・・・といったトコロでしょうか。

アンサリーは、そんな数少ないアーティストのひとりです。

先日聴いたのは、「こころうた」。

「新作が出るたびに・・・」と言いながら、発売から1年以上経っていますね。
「母親になった彼女が子供への想いを歌ったアルバム」ということで、
子供のいないボクには共感しにくいのかなぁと思い、しばらく敬遠していました。

確かにNHK「みんなのうた」の楽曲「のびろのびろだいすきな木」や、
「おまえが生まれた日」など、収録曲は親子を意識させるものが多い。
けれど、そこはアンサリー。
甘くなりがちなテーマを、甘すぎる一歩手前で表現しています。

彼女のアルバムには、上質でやわらかな綿の手触りがあります。
例えば海島綿で作られたジョンスメドレーのTシャツ。
おろしたばかりのオーガニックコットンのバスタオル。
少し贅沢で、ちょっとだけ生活を豊かにしてくれる。
このアルバムも、そんな清々しさと優しさがつまっています。

こちらは2003年の"moon dance"に収録されていた「蘇州夜曲」。
こんな曲に魅かれるなんて、ボクも歳をとったものだなぁ。







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