花と夏

切り花にとって夏は受難のとき。ほとんどの花が高温に弱く、あっという間に枯れてしまいます。先日買ったガーベラは数日でベントネック。なんとか1週間もって欲しいなぁ・・・ と思って購入したのはクルクマです。東南アジア原産なので暑さに強いはず。最近は品種改良が進んで、バリエーションが豊富になりました。 いつもどおりわが家のキッチンに飾って、鑑賞できたのは18日でした。もっと長持ちすると思って…

続きを読む

今週の花 ガーベラ

ゴルフボール大の蕾が1日で赤ちゃんの顔ほどもある大輪の花に変化したシャクヤク。案の定花もちが悪く、1週間経たないうちに花弁が散り始めました。 シャクヤクにとって代わったのはガーベラ。ガーベラはもともと長持ちしない花ですが、品種改良と前処理(収穫直後に行う延命処理)によって改善したので、シャクヤクよりは良さそう。 ガーベラって子供が描く絵の…

続きを読む

変わり者でいこう@ポートランド  ―花

帰国してから2ヶ月。長らく続いたポートランドの旅行記もこれで最後です。最終回はいつもどおり花の写真でいきましょう。 ポートランドは都会だし、まだ気温が低いので、花にはまったく期待していませんでした。いつも持参する花撮り用の単焦点レンズも、今回は日本に置いてきぼり。でも意外。思いがけず多くの花が僕らを出迎えてくれました。北国では春一斉に花が咲くといいますが、まさにその時期に当たったのでしょう…

続きを読む

今週の花 シャクヤク

ポートランドの話題が続いたのでブログにはアップしていませんが、花を買う習慣は変わらず続いています。土曜日、夕食の買い物の最後に少し遠回りして、老舗の花屋「花長」に寄るのが楽しみ。店内をじっくり見て、気に入った花を少しだけ自分の小遣いで買う。是枝監督の映画みたいな、どこにでもある小さなしあわせ。 今週の花はシャクヤク。買ったときはゴルフボールくらいの…

続きを読む

淑女が悪魔に

「咲いたー、咲いたー、チューリップの花がー」の愛らしいイメージに反し、実は自由気ままなおてんば娘。と知りつつも、またチューリップを買っちゃいました。 今回の品種は紫と緑の個性的な花色。大人の女性を思わせる落ち着いた色合いです。蕾が固くしっかりとしているので、花持ちが良さそう。 1週間後。1本だけ開花が進み、花首が曲がってしまいました。 …

続きを読む

花で知る季節

通勤途中の「ホトリア広場」では、ヤマブキが満開。大手町の高層ビル街に、鮮やかな色を添えています。 (Panasonic LUMIX DMC-LX100、4月12日撮影) 週末通うジムの横、街路樹のハナミズキが満開です。見頃を過ぎたサクラとバトンタッチ。 (Olympus OM-D E-M1 Mark II, M.Zuiko Digital ED 14-1…

続きを読む

チューリップは自由気まま

先日購入した八重のチューリップが1週間で満開に。春らしいオレンジ色とバラやシャクヤクのような花形が豪華。見るたびに華やいだ気分になります。 それから数日。花の重みに耐えきれず、首が曲がってしまいました。チューリップはどの品種もこうなっちゃいますね。これをアレンジメントに活かすこともできますが、僕にそのセンスはありません。

続きを読む

桜色舞うころ

神奈川(横浜)の開花宣言は3月21日。それから10日で満開になりました! (Olympus OM-D E-M1 Mark II, M.Zuiko Digital ED 75mm F1.8) 平塚で花見といえば湘南平か総合公園ですが、人の群れに飛び込む気概のない僕らは、今年も自宅から徒歩2分の新宿公園(しんしゅくこうえん)へ。ここには桜の木が10本ほどあるだ…

続きを読む

フリージアにあやまろう

花持ちの良さに驚かされたオキシペタルム(ブルースター)。7週間も僕らを楽しませてくれました。これに続き、ひと月半ぶりに訪ねた花屋で購入したのは、春の花のフリージア。1週間で満開となり、リビングに甘い香りを振りまいています。 フリージアは僕が好きな秋植え球根の代表格ですが、購入するのは初めてです。フリージアってどこか古臭いイメージがあり、なかなか手が伸びなかった。花色や花型が限られて…

続きを読む

「丈夫で長持ち」がいいとは限らない

白花のオキシペタルム(ブルースター)。小さくてふわっとしたかわいい花。購入したのは1月19日。この写真はその日に撮影したものです。 こちらは2月23日に撮影。いまも愛らしい姿を保っています。というより、少し成長している。花もち5週間以上。なんて「丈夫で長持ち」なんだろう!費用対効果抜群ですね。 とはいえそろそろ次の花を買いたいなぁ。春らしいチ…

続きを読む

NO PLANT, NO LIFE

8月に始まったマンションの大規模修繕。ようやく終わりが見えてきました。足場が外れベランダが使えるようになったので、玄関ポーチに移動していたウッドデッキ(すのこ?)や椅子を戻して原状回復。この間植物を維持できないのでほとんどを処分して、残ったのは古株のローズマリーのみ。かなり淋しい状態です。でもこれでガーデニングが再開できる! とはいっても季節は初冬。種まきか…

続きを読む

ピンクの花がお好きでしょ

いまわが家を彩っているのはピンクのクルクマ。この鮮やかでやわらかな色が好き。 気がついてみると、僕が買う花はピンクが多い。先日のトルコギキョウ、ユリもそうでした。自分では気づかなかったけれど、僕はこの色が好きらしい。 いままで自分はピンクが苦手だと思っていました。自分の服や持ち物には一切なし。女性の服でも、差し色程度にとどめてほしい。でも花だけは・・…

続きを読む

聖地崩壊

温室好きの僕にとって、1時間かからずに行ける大船フラワーセンターは身近な聖地です。ここの温室は小さいけれど、ハイビスカス、ブーゲンビリア、スイレンなどが植えられて、ちょっとした熱帯気分が味わえます。先日の彼岸花の撮影のときも、大好きなスイレンに会いに温室に立ち寄りました。 ところが・・・ お気に入りのフウリンブッソウゲはどこかに消えて、ハイビスカスは以前の半分しかありません。…

続きを読む

ベトナムの小さな街 -ホイアンの花(再会編)

夏休みの旅行で花の写真を撮るのは、僕のライフワークのようなもの。旅の思い出は、現地で出会った花とともにあります。海外で見覚えのある花に再会するのは、昔のカノジョに偶然出会ったような気分。ホイアンでも素敵な再会がたくさんありました。 まずはプルメリア。プルメリアは僕にとってバリの花。バリでは儀式や供え物にふんだんに使われていて、熱帯の豊かさを実感しました。原産はカリブ海…

続きを読む

ベトナムの小さな街 -ホイアンの花(出会い編)

夏休みの旅行記は、今年も花の写真で締めくくります。えぇ。このネタまだ続いています。 ホイアンでは、いくつか見たことのない花に出逢いました。まずは「ゴールデンシャワー」。トゥボン川沿いに街路樹として植えられていました。川を渡る風にそよぐ、やさしい黄色が印象的。タイの国花だそうです。 次はアサヒカズラ。鮮やかなピンクが遠くからもよく目立つ。ブーゲンビリアだ…

続きを読む

ことしも彼岸花が

「彼岸花が好きだ」と何度かブログに書きました。死人花、地獄花などと呼ばれ、不吉なイメージがつきまとう彼岸花ですが、花そのものはとても綺麗。さすがに切り花にして飾ろうとは思いませんが、被写体としては魅力的です。 この週末、久しぶりに大船のフラワーセンターに行ってきました。2年前、ここで彼岸花を撮っているときにメールが入り、義父が亡くなったことを知りました。いまもはっきりと残る記憶。大船に来る…

続きを読む

初めての花?

いまわが家を彩っているのは小輪で可愛いトルコギキョウ。八重咲きや覆輪など華美なものが多いのでこれまで目を向けなかったけれど、こういう可憐な品種ならいいなぁ。もしかするとトルコギキョウを自分で買うのは初めてかも。 大学時代の僕の恩師はトルコギキョウ研究の第一人者でした。彼がいなかったら、この花の普及は10年遅れていたかもしれません。恩師の指導のもと、常に…

続きを読む

ベトナムの小さな街 -流れでたらアジア

ホイアン最初の朝、僕を起こしたのは賑やかな蝉の声。5時を過ぎ空が白み始めたばかりなのに。ベトナムの蝉は早起きらしい。 というのは半分うそ。僕は蝉よりも早く4時に目が覚めていました。ベトナムの4時は日本の6時。平日の起床時間です。オジサンの体内時計は頑固なのだ。 明るくなるのを待ってホテル周辺を散策してみました。家々にはこの街を象徴するピンクのハイビスカス、川沿…

続きを読む

ひまわり娘

♪ 誰のために咲いたの それはあなたのためよ ひまわりを見るたびに伊藤咲子の「ひまわり娘」を歌いだす僕は、完全に昭和の男です。たまには「ひまわりの約束」も出ますけどね。 先週末、いつもの「花長」で買ったのは、直径10㎝ほどの小さなひまわり。なんとも愛らしい。早くも夏バテ気味の僕をビタミンカラーで励ましてくれます。 ところで、このところ頻繁…

続きを読む

ブルーパフューム

先日、花を買おうと近所の「花長」を覗いてみたら、見たことのない可愛いコが並んでいました。「ブルーパフューム」。初めて聞く名前。たぶんアリウムだと思うんだけど・・・ 帰って調べてみたら、農研機構(日本最大の農業の研究機関)が育成したアリウムの種間雑種とのこと。こんな品種があるんですね。 花の仕事をしていたのはもう20年近く前。最近は専門書を読まないので、新しい花をほとん…

続きを読む

アガパンサスの季節

東京では、僕の好きな花のひとつ、アガパンサスが咲き始めました。長い花茎の先に、子供の顔ほどもある大きな花。どんよりとした梅雨空に屹立する清々しい青。今年も逢えました。 都内は意外と緑が多く、街路樹や植栽にいろいろな花が植えられています。いまは紫陽花やヤマボウシが最盛期。カバンに忍ばせているパナソニックのLX100が大活躍・・・ と言いたいところですが、街を歩い…

続きを読む

地味ですが・・・

いまわが家を彩っているのは、クルクマとリューカデンドロン。どちらも地味な花ですが、そっけないうちのインテリアにはちょうどいいかも。 「三大切り花」ってご存知でしょうか。キク、バラ、カーネーション。この3品目で切り花の流通量の半分を占めています。でも花の仕事をしていると、これらに飽きてきて、しだいに流通量の少ない変わった花に惹かれるようになる。クルクマやリューカ…

続きを読む

ツワモノ

土曜日の深夜2時。突然けたたましく警報音が鳴り、火災報知器が「この近所で火災が発生しました」と叫び出しました。酔って熟睡していた僕もすぐに目が覚め、警報を止めてマンションの廊下に飛び出しました。 自分のマンションと周囲の建物を見まわしましたが、火事の気配はゼロ。どうやら誤報らしい。同様に廊下に出てきた同じフロアの住人数名とともに、ほっとして部屋に戻りました。 ところが安心したのもつか…

続きを読む

3本の紫陽花

通勤ラッシュを過ぎた電車のなかに、紫陽花の切り花を持った女性が乗っていました。包装せず新聞紙にもくるんでない裸の紫陽花が3本。普段着でサンダル履き。 おそらく誰かにもらった花なのでしょう。ひと駅となりに住む母親を訪ねたら、庭にあった紫陽花を持たせてくれたという風情。彼女にとって日常の一場面かもしれませんが、僕にはとても素敵に映りました。 いまは花屋で買うのが当たり前ですが、本来は庭や…

続きを読む

セレンディピティ

このところ赤坂で会議があり、2か月に1度のペースでアメリカ大使館近くのビルに通っています。いつも国会議事堂前で地下鉄を降り、足早にこのビルの会議室をめざす。途中目に入るのはビルとクルマぐらいです。 でもこの日は珍しく早く駅についたので、ほんの少し遠回りして、ビルの裏手からアプローチしてみました。するとビルのすぐ横にこんな緑地を発見。ヤマボウシやヤマアジサイが咲き乱れ、小さな里山のよう。1本…

続きを読む

やっぱりうちが好き

先週は夜のオツキアイが3回あり、うんざりしてしまいました。僕はお酒は好きですが、飲み会は好きじゃない。とくに仕事の宴席は気を遣うので、できれば遠慮したい。 仕事を円滑に進めるには、こういう場も重要なのは分かっています。同僚の多くは宴席を上手にこなし、人脈を広げている。でも、僕にはそういうのは向いていないようです。 僕が好きなのは、自宅で奥さんとふたりで飲むこと。自分の好きなお酒が飲め…

続きを読む

ユリの香り

朝めざめると、甘く華やかな香りが漂ってくる。あ、そうだ。週末にユリを活けたんだ。 わが家で大輪のユリを購入することは滅多にありません。自宅に飾るには高価で派手すぎますからねぇ。花瓶選びと置き場所にも困ります。 でもこの豪華さは、他の花では味わえません。1本だけで、わが家をホテルのスイートルームに格上げしてくれる。850円という価格は安くはありませんが、それに…

続きを読む

花はけっこうたくましい

先週は湘南でも雪が降り、季節は冬に逆戻り。桜の開花は進まず、見ごろは月末の週末かなぁ・・・と思っていたら、見当違いでした。 富士山が少し霞んで春らしい天気だった昨日、近所の新宿公園(しんしゅくこうえん)の桜は、まさに満開を迎えていました。1週間前は、1本の木に1、2輪しか咲いていなかったのに。雪の影響はほとんどなし。けっこうたくましいものですね。 …

続きを読む

花は誰のもの?

先週のホワイトデー。今年も奥さんに花を贈りました。花屋でしばらく悩んだ末、選んだのはサンダーソニアとチューリップ。ビタミンカラーのオレンジでまとめてみました。奥さんが上手に活けてくれて、殺風景な部屋に明かりが灯ったよう。 この組み合わせ、彼女も喜んでくれたけど、もっと喜んでいるのは僕のほう。サンダーソニアもチューリップも、球根植物が好きな僕の趣味。オレンジも僕が好きな色です。「お返し」と称…

続きを読む

花と憂鬱

東京では桜の開花宣言が発表されたようですが、わが街の桜はまだ蕾。来週末ぐらいには花見ができるのかな。 一足早く満開を迎えているのは木蓮です。自転車通勤時代、毎日定点観察していた駅前の木蓮。冷たい曇り空に負けずに健気に咲いています。 (Olympus OM-D E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6) 花が咲くのは嬉しいの…

続きを読む