アンダーズの冬休み -なぜかインドな日

スリランカやネパールに興味津々な僕がインドに惹かれない理由は、沢木耕太郎のせいかもしれません。

名作「深夜特急」の一節。

-下半身の動かない女が、手でいざるようにごみの小山に近づき、その中から残飯をあさっていると、どこからかふわりとカラスが舞い降り、同じように嘴を突っ込みはじめた。女は追い払う気力もないらしく、黙々と野菜の切れ端のようなものを選り分けている。人とカラスが一緒にゴミをあさる。これもまたインドのようだった。(沢木耕太郎「深夜特急3 インド・ネパール」)

旅先でこんな光景を目にしたら、3日ぐらいふさぎこんでしまいそう。

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(Panasonic LUMIX DMC-LX100)

でも三連休初日の夕食に選んだのは、銀座のインド料理店「グルガオン」。姉妹店の「カイバル」「ダバ インディア」同様、とても評判の良い店。クミンが効いた「ひよこ豆のサラダ」、癖のある「マトンのシークカバブ」、パリパリのナン、いずれも激ウマ。インドワインの「スラ」(ソーヴィニヨンブラン)も相変わらず良かったなぁ。



ホテルの部屋に戻ってから見たのは、インド映画の「きっと、うまくいく」。エンジニアを目指す大学生の学生生活を通して、この国の閉鎖性や保守性を浮き彫りにした素晴らしい作品。3時間の大作ですが、あっというまでした。

いまのインドは、沢木耕太郎が旅した時代とはだいぶ違うんだろうな。興味はあるんだけど・・・ ちなみにこの日インド料理店とインド映画を選んだのは、まったくの偶然です。




<アンダーズの冬休み>

 1.東京の夜明け
 2.いつもの丸の内
 3.なぜかインドな日
 4.危険な朝食
 5.南の島ではないけれど
 6.喪失感




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