Everlasting Rose

学部時代の教科書「花卉園芸総論」(大川清,1996,養賢堂)に、こんな図が載っていました。

切り花には流行り廃りがある。トルコギキョウはこれから生産量が増えるが、ストレリチアは減少著しい。人気を保つには品種改良が重要とのこと。

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この図を見るともうすぐ頂点に達する位置にバラがあります。この図が発表されて35年経っているので、減少期に入ってもおかしくないのですが、そんなことはありません。当時は高芯剣弁の品種ばかりでしたが、いまは丸弁のオールド・ローズのような品種も加わり、選択肢が増えています。

この本の購入当時、僕が所属していた研究室では温室でバラを育てていました。収穫した切り花は長さや重さを測り終えるといらなくなり、自由に持ち帰っていいことになっていました。これを無造作に新聞紙に包んで女友達にあげたら、とても喜んでくれたのを思い出します。20歳の僕は、バラにそんな効用があることを知りませんでした。

就職した研究所では1年先輩がバラの研究をしていました。彼は調査後の花をせっせと意中の女性に贈り、見事にハートを射止めて結婚に至りました。このことはいまでも時々宴席のネタになっています。

今も昔もバラは花の女王様。育種が盛んで品種の変遷はありますが、花としての人気は衰え知らず。これからも女王として君臨するんだろうな。

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チューリップの次に購入したのは、オレンジのスプレーバラ。チューリップの黄色と相まって、わが家のキッチンは賑やかです。




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この記事へのコメント

  • 監督

    バラに関するコメじゃなくて恐縮ですが、アスパラガスって花咲くんですか?
    食べること以外に考えたことなかったんで驚いてます。
    ググってみたら、小さな釣り鐘上の花を咲かせるんですね。
    カスミソウみたいで私の好みです。
    えっ、食べるそれと花のそれは種類が違うとか?^^;
    2020年12月21日 10:07
  • ヴィーノ

    >監督さん
    そう言われてみるとアスパラガスの花って見たことないですね。切り花に添える葉物としてはよく使うと思います。この図のアスパラガスが何を指しているのか・・・鋭いご指摘に返答不能です。(^_^;)
    2020年12月21日 19:54
  • 監督 再び

    え~~~っ、元研究員殿、調べて教えてくださいませ~!(^^ゞ
    2020年12月22日 00:19
  • ヴィーノ

    >監督さん
    う~ん。ネットも、自宅にある本も調べてみたのですが、どうにもわからないのです。 Asparagus属には切り花になりそうな種も品種もありません。やっぱり葉物としてのアスパラガスとしか思えないですね。もしくは誤訳かな~。(^-^;
    2020年12月22日 19:35