音楽で食っていく -恩田陸「蜜蜂と遠雷」

直木賞受賞作品、恩田陸の「蜜蜂と遠雷」読了。いやぁ面白かったなぁ。最近高まりつつあるクラシック音楽への関心が、さらに加速しました。

実はこの本、24歳の甥からもらったもの。彼はクラシックギターで生計を立てようとしています。高校でギターに出逢ったものの音大には行かず(行けず?)、正規の音楽教育を受けずにプロになりました。編曲と、学生に演奏を教えることで収入を得ていますが、親元を離れて自立するのは当分難しそうです。

画像


僕は彼と同じ高校の同じ部でギターを弾いていた先輩です。彼同様、高校3年間をギターに捧げました。でもプロになろうとは一度も思わなかったなぁ。だって才能ないんだもーん。

「蜜蜂と遠雷」に書かれているように、優れた音楽は神に愛された天才たちが作るものだと思います。高校の仲間にそういうヤツがいました。どんなフレーズも一度聴けば弾けちゃう。僕は楽譜を見て、うんと練習しても弾けない。僕が音楽の神様に愛されていないのは明らかでした。

「蜜蜂と遠雷」を読むと、クラッシック音楽で成功することの難しさが分かります。甥はこのストーリーをどういう気持ちで読んだんだろう。将来の不安は、きっと僕が想像する以上だろうな。

先輩としてできることは、遠くから見守ることぐらい。あとは彼の生徒になって、授業料を払うことかな。





この記事へのコメント

  • 監督

    「あとは彼の生徒になって、授業料を払うことかな」
    ステキです。^^)
    2017年10月13日 10:57
  • レディバード

    な、なんと今日から読む予定で購入しました!ヴィーノさんに先をこされましたぁ!
    感想はのちほど!
    2017年10月13日 19:34
  • ヴィーノ

    >監督さん
    もしギターを弾く余裕があれば、本当に教えてほしいと思っています。もちろん、親戚価格を期待していますが、それじゃあ意味がないですね(笑)。
    2017年10月13日 19:56
  • ヴィーノ

    >レディバードさん
    おや、奇遇ですねぇ。レディバードさんがどんな感想をお持ちになるか気になります。
    2017年10月13日 19:58