切りたてのプロシュットの味は、真空パックのそれとは別次元。同じパルマ産でも香りや風味に雲泥の差があります。ドリップコーヒーと缶コーヒーくらい違う。以来すっかりディーン&デルーカの虜になり、金曜日の仕事帰りにプロシュットを買って帰るのが愉しみになりました。
でも幸せは長くは続きません。ディーン&デルーカはカフェ営業に変わり、ハムの扱いをやめてしまいました。同じ味を求めて新丸ビルのイルカランドリーノを探し当てましたが、ここもほどなく閉店。次に見つけたOAZOのパニーノジュストも長持ちせず。東京駅構内にイータリーができて、「これで安心」と思っていたら、2年ほど前に撤退。プロシュットを切り売りする店は潰れる運命にあるのでしょうか。

もう美味しいプロシュットは食べられない・・・と、あきらめていたのですが、神様は見放しませんでした。先月末、東京駅のグランスタにイータリーが復活。それも430平方メートルいう大型店になって帰ってきました。
さっそくパルマ産のプロシュットを買ってみたら、やっぱサイコー。以前より価格が上がっているけれど、そこは目をつぶりましょう。併せて買ったサラミも絶品。忘れかけていた幸せが戻ってきました。

問題はこれがいつまで続くかですね。三井物産が周到に準備した再挑戦が安易に終焉を迎えるとは思いたくありませんが・・・ 迷える子羊は、ただ祈るしかありません。

この記事へのコメント
監督
ってか自らを子羊と言いきってしまうヴィーノさんってお茶目。(^^♪
びわ子
あまり生っぽいお肉関係を好まないびわ子ですが、プロシュットは別ですね。あるイタリアンレストランでメロンの上にこれがのったのを食べたときの衝撃は忘れられません。
サラミも美味しそうですね~。ピッツァにのせるよりも野菜と一緒にがぶっといきたい
ヴィーノ
僕は何歳になっても迷える子羊ですよ(笑)。原木、真剣に探したことがあります。どうせならスライサーも・・・とか。でもさすがに食べきれないので諦めました。
ヴィーノ
プロシュット&メロン、美味しいですよね~。塩味が甘いメロンに合うんでしょうね。この時期にはイチジク&プロシュットもいいですね。僕はいま皮がパリパリのパンにプロシュットを挟んだパニーノが食べたくなってます。