赤だし

1月のアンダーズで印象に残ったのは、朝食の味噌汁でした。濃厚で味わい深い赤だし。僕は赤だしの味噌汁が大好きなんです。郷里の静岡は名古屋文化の影響を受けていて、赤味噌は珍しくありません。でもホテルのブッフェスタイルの朝食でははじめて。

そんな話を仙台出身の女性にしたら、彼女は赤味噌が苦手だそう。そんなものを好むのは、仙台では変わり者だけなんだって。

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自作の米を中国に輸出しようと奔走している生産者から苦労話を聞きました。中国人は米に「香り」を求めるので、香りが弱い日本米は現地では好まれないそう。高価な日本米を求めるのは、現地在住の日本人か変わり者の中国人だけらしい・・・

いま弊社は、「世界一」だと信じる日本の農産物を中国やイギリスに輸出しようと躍起になっています。でもそう簡単にはいかない。各国の規制や輸送方法など様々な課題はありますが、もっと大きいのは、日本の農産物が、僕らが思うほど海外で評価されていないことかも。

日本の文化が世界一だと思うのは日本人だけ。まぁ当然のことでだよね。どの国の人も自国の文化を愛している。でも最近日本人はそのことを忘れている気がするなぁ。なんてことを思うのは、僕が歳をとったせいでしょうか。




この記事へのコメント

  • 監督

    赤味噌は結構好きですが、大阪・京都の白味噌はちょっと…。
    とっても甘くて、ご飯の供にはならない気がします。
    中国人がお米の香りを求めるって分かる気がします。
    香港赴任時、初めて食べた現地米は香り高く、水分少なく、やせっぽちでパラパラでした。
    こんなん、旨くないよなぁと思ったものですが、逆に彼らは日本の米を食べて同じことを思っているのかもしれません。
    製品輸出の肝は、私たちが思う素晴らしいものを輸出するのではなく、彼ら(顧客)が素晴らしいと思う物に製品改良してから送るでしょうね。
    2017年04月03日 11:08
  • ヴィーノ

    >監督さん
    そうですよね。やっぱり顧客に合わせないと売れませんよね。食べものは国や文化による違いが大きいので、いっそう難しさを感じます。農作物の輸出には、売り手と買い手のミスマッチがある気がします・・・
    2017年04月03日 21:35