悪花は良花を駆逐する?

アヒルさんのコメントにもありましたが、チューリップは開花の段階で大きく表情が変わります。今回買った白のパーロット咲きは、花が開くと下を向く品種。変化に合わせて、奥さんが違う花瓶に生け直してくれました。

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(Olympus OM-D E-M5, M.Zuiko Digital ED 45mm F1.8)

ところで・・・
義父の墓参りに行くと、お墓に造花が多いことに驚きます。生花はすぐに傷んでしまうので、最近はお寺も檀家も敬遠するそう。確かに造花なら水も不要だし、いつまでも枯れることなく鮮やかな色彩を保ち続けます。

切り花の扱いが少々面倒なことは否めません。水をとり替えたり、茎を切り戻したり、時には今回のように活け直す必要もある。造花のほうが「合理的」だと言われれば、反論できません。でもねぇ・・・

僕に花の品種改良を教えてくれた先生は、「悪貨は良貨を駆逐する」をもじって「悪花は良花を駆逐する」と言っていました。繊細で高貴な花より、派手で大衆的な花のほうが、市場に好まれて普及するという意味。造花という「合理的」な選択は、まさにその例なのかもしれません。




この記事へのコメント

  • 監督

    造花には香りがありません。
    親父の墓に造花を・・・なんて、考えたことすらありません。
    『合理的は文化を駆逐する』にならないことを祈ります。(^^;
    2017年03月24日 07:23
  • ヴィーノ

    >監督さん
    そうですねぇ。「合理化」と「文化」は相反するものかもしれませんね。どちらも必要なことですが、そのバランスが大切なのでしょうね。
    2017年03月25日 13:58