ハミルトン、入院。

昨日に続き時計ネタです。

3ヶ月ほど前に壊れて以来放置してあったハミルトン・カーキを修理に出そうと、
銀座のニコラス・G・ハイエックセンターに行ってきました。

ここは、言わばスウォッチグループの日本総本山。
オメガやブレゲなど、7ブランドのショールームに加えて、
7階にサービスセンターが設置されています。

サービスセンターには初めて言ったのですが、
思った以上にキチンとした施設で驚きました。

ウチのマンションの倍はある広さに、
いくつもの作業机が設えられていて、
20代後半から30代と思しき時計師の方々10名近くが、
熱心に仕事をしているのが見えました。
計測機なども最新のものがそろっている模様(たぶん)。

銀座中央通りに面したサービスセンターなので、
小さな施設だけだと思っていたら、大間違い。
本気で、ここで修理をしている様子です。

銀座の地代は坪10万円近くするようなので、
「そんなに家賃の高いところで修理しなくても・・・」と思ってしまいますが。
でもアクセスがいいのはありがたいですね。

まず、受付で名前を書いて、壊れた時計を手渡すと、
すぐに時計師の方が見積もってくれます。
これもありがたい。

ちなみにオーバーホール18,900円+針一式交換2,205円=21,105円
という見積もり結果。
アルキメデススパイラルにお願いしたシチズンのオーバーホール
20,000円でしたから、まぁ、妥当な金額ですね。

とはいえ、3ヶ月も修理せずに放置した理由は、この修理代にあります。

新品のハミルトン・カーキが38,500円。修理代が21,000円。
ちょっと悩む金額。
200万円で買ったクルマの修理代が100万円だったら、
新車に買い換える人が多いのではないでしょうか・・・

機械式時計を買う口実として、ご主人に、
「クォーツは電池が切れると止まるけど、機械式は永遠でしょ」などとと言われても、
騙されてはいけませんよ。

機械式には「油ぎれ」という宿命があり、
最低でも5年に一度はオーバーホールと注油が必要になります。
ちなみに今回の故障も、原因は油切れ。
9年間オーバーホールをサボったツケです。

オーバーホールには、ハミルトンのような安価なブランドの、
中3針のシンプルな時計でも、2万円かかります。

昨日自慢しちゃったジャガールクルトのグランドデイトは、
たぶん7~8万円はかかることでしょう(涙)。

なんという理不尽。

とはいえ、オーバーホールを繰り返して、
長い間大切に使うのが、機械式時計の魅力のひとつ・・・

そんな葛藤の結果、本日の修理となったわけです。

ボクのハミルトンが修理から帰ってくるのは2ヵ月後。
元気になって戻ってくるのが待ち遠しいです。